【健診】特定健診と奈良市各種検診について_健康だより|奈良市 内科・循環器内科 中井医院

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2021/07/19

【健診】特定健診と奈良市各種検診について



7月1日より奈良市の特定健康診査(特定健診)が始まりました。昨年度より受診期間が1ケ月間延長となり、令和4年2月末までです。当院は予約制ではありませんので、診察時間内にご来院ください。

 

【特定健診】

特定健康診査(特定健診)は、40~74歳までの方を対象に行われる「メタボリックシンドローム」に着目した健診です。メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積により、高血圧・高血糖・脂質異常症などが重複した状態のことで、自覚症状はないものの、放っておくと動脈硬化が進行し、心臓病や動脈硬化などを引き起こす危険性が高まります

 

特定健診(無料)では、腹囲を測定することで内臓脂肪の蓄積を見るとともに、血圧・血液検査(血糖、中性脂肪、HDLコレステロールなど)・検尿・心電図の検査と、食事・運動・喫煙歴などの生活習慣に関する問診を行います。この結果により、メタボリックシンドローム予備軍の人は「動機づけ支援」、該当の人は「積極的支援」の指導を受けることができます。

 

75歳以上の方は、腹囲測定はありませんが同内容の検査で「後期高齢者健康診査(500円)を行います。

 

【大腸がん検診】

大腸がんは、食生活の欧米化に伴い年々増加の傾向にあり、近年女性では死亡原因の第1位となっています。早期発見で95%以上の人が治ると言われていますが、早期の自覚症状はありません。

 

奈良市では、40歳以上を対象に毎年大腸がん検診が行われています。大腸がん検診を受けて陽性だった人は約6%、がんと診断された人は約2%。大腸がん検診を受けることで、大腸がんによって死亡する確率を屋久60~80%減らせるという報告がされています。

 

大腸がん検診は「便潜血反応」という検査で、便に血が混じっているかどうかを調べます。検査キットをお渡しし、自宅で便を2回採ってきてもらいます。体に負担のかからない簡単な検査なので毎年受けることをお勧めします。

 

料金は1,000円(一部の方は無料)です。検査キットは受付でお渡ししますのでお申し出ください。

 

【胃がんリスク検診】

胃がんリスク検診は、血液検査で胃がんの危険因子であるピロリ菌感染の有無と、胃粘膜の萎縮度を調べる検査です。胃がんであるかどうかを診断する検査ではありませんが、「ヘリコバクター・ピロリ菌抗体検査」と「ペプシノゲン検査」で胃がんになりやすい状態をABCに分類して判定を行います。

 

昨年度から無料で受診できるようになりました。ヘリコバクター・ピロリ菌感染は、胃がんの発症リスクを上げると言われています。この機会にピロリ菌の有無を確認してください。尚、この検診は40歳から70歳までの方が対象で、以前にピロリ菌の除菌治療をされた方や、現在胃薬(PPI)を服用されている方、過去に胃がんリスク検診を受診したことのある方は対象外になりますのでご注意ください。




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